11/24(水)Hills Breakfast vol.118開催レポートが届きました。
もう一度視聴したい方も、見逃してしまった方も、ぜひチェックしてみてくださいね!
▼11月開催レポート
◎コメディ界の日本人メジャーリーガーになる――Saku Yanagawaさん[3:50-]
マイク一本でお客さんの前に立ち、自分で脚本・演出を考え、主人公になってしゃべる──アメリカ・シカゴから参加のSakuさんは、現地で活躍中のスタンダップコメディアンです。肘の故障が原因で野球選手の夢を諦めようとした時、テレビで特集されたスタンダップコメディアンに「これだ!」と感じ、翌日にはNYへ飛び立ちショーに立ちました。「自分と違う意見の人に出会い、一緒に笑えることがスタンダップコメディの魅力」とSakuさん。自分の声を笑いで届ける必要性を学んだ経験や今後の夢を語ってくださいました。
◎周囲に惑わされず、自分にとってベストな選択肢を――金井芽衣さん[13:05-]
短大から大学に編入しキャリアカウンセリングを学んだ金井さん。保育を学んでいた当時に親世代が心の抱える問題に目を留め、「大きく社会を変えていけるようなアプローチをしたい」と思ったことが編入のきっかけだったといいます。終身雇用が常識ではなくなり、働き方・生き方の選択肢が広がったミレニアル世代に対して、自分らしい人生の指針を提示する事業を行っています。「自分の意思でキャリアを切り開くためのサポートをする存在でありたい」と現在の取り組みを通してご自身の目指す姿を語ってくださいました。
◎ブレイクタイム:Roppongi Hills Christmas 2021「Bon-Bon Blossom(ボンボン・ブロッサム)」 [22:15-]
中継先は森タワーより、ウエストウォーク二階。毎年アーティストによって制作されるクリスマツリーが、今年も11月19日(金)から展示がはじまりました。中継先には今回スピーカーとしても登壇する制作者・吉本英樹さんが登場し、ロスフラワーを用いた制作経緯やボンボンショコラに着想を得たコンセプトなどお話しくださいました。ツリーは12月25日(土)まで公開予定です。感染対策のうえ現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。
◎経験を礎に求められるサービスを提供し続ける――石川聡彦さん[30:51-]
学生時代の起業と失敗、研究の経験を生かしDX人材育成のサービスを経営している石川さん。会社を作ったきっかけは、研究のためにプログラミングや数学を学ぶことよりも、データを活用するノウハウを手に入れることに苦労した経験でした。特筆すべきは、石川さんの現場が求めるものを見抜き柔軟に対応する即応力。自身の経験を生かすキャリアを学びたい方、必聴です。
◎アートとテクノロジー・エンジニアリングの世界を結びつける――吉本英樹さん[42:30-]
エンジニアリングからデザインへ。一見ギャップのありそうなキャリアの転向は「自分としてはスムーズだった」と語るデザインエンジニアの吉本さん。東京大学で先端科学技術研究センターの准教授を務めながら、デザインとテクノロジーの融合を創出する事業を運営しています。工学を駆使した吉本さんの作品からは、近代的な光を映しながら自然的な風景にも馴染むやわらかな魅力を感じられます。森タワーに展示中の作品とあわせてぜひお楽しみください。
◎座談会 [1:01:50-]
それぞれの領域から社会へアプローチする四人の登壇者たち。今回の発表を振り返り、金井さんは「自分の力で勝負できる方々の話は刺激になる」と感想を述べました。楽屋トークではライブ視聴者から寄せられたコメントを中心に、テクノロジーに関する話題や日本と世界の違いに注目が集まりました。日本ではまだ認知度が低い一方、世界的には尊敬を集めるスタンダップコメディアンという職について「社会的に意味のある仕事だと思う」というSakuさん。各分野で社会とのつながりを創造するスピーカーが集う回となりました。