3/25(木)Hills Breakfast vol.111の開催レポートが届きました。
もう一度視聴したい方も、見逃してしまった方も、ぜひチェックしてみてくださいね。
▼3月開催レポート
◎楽しみながら自分らしく学ぶ 新しい教育の在り方――森本 佑紀さん[6:05~]
森本さんは、遊びながら楽しく学問の世界を体験できる通信教材「タンキュークエスト」の開発者。高校時代は勉強を「人の能力を測るもの」だと考えていたようですが、大学でさまざまな学問の話を自由自在に楽しく話す教授に出会ったことで学問の楽しさを実感。そのことがきっかけとなり、通信教材事業を始めたとのこと。教育の目的は「社会に必要な人材を育てること」ではなく「お互いの個性を尊重しながら自分らしく学ぶこと」にあると、森本さんは活き活きと語ってくださいました。
◎アフリカで一人でも多くの人生を豊かに――鳥居 優美子さん[15:50]
以前は旅行会社や広告代理店に勤めていた鳥居さん。30歳のころ、初めてアフリカを訪れたことが人生の大きな転機となりました。アフリカで想像を超える貧困の現状に衝撃を受けた鳥居さんは、今までのキャリアを捨てアフリカ支援活動を開始。現在は、教育・雇用・健康などさまざまな面から貧困解決のための支援を行っています。アフリカでの生活は過酷だけれど、そこに生きる人々から学ぶことはとても多いと語る鳥居さん。これからも、より多くの人の人生を豊かにできるようにと活動を続けていきます。
◎アイデアを実現するワクワクをたくさんの人に――殿崎 俊太郎さん[27:55]
子どものころからプログラミングが好きだったという殿崎さん。小学校以来独学でプログラミング技術を磨き、大学時代はそのスキルを活かしてビジネスを開始。卒業後はゴールドマンサックスに入社し、その後Uberの立ち上げにも携わりました。現在は、学生時代に起業した株式会社ライトマークスにて、モビリティ事業やインキュベーション事業を行っています。殿崎さんの原動力は、アイデアを形にするときの高揚感。たくさんの人に「ゼロイチ」のワクワクを感じてもらえるようなインキュベーターになりたいと夢を語ってくださいました。
◎ブレイクタイム:桜満開のアークヒルズ!桜グルメフェア開催中のBubby’sテイクアウトメニュー紹介
◎No meetsで作るNO密で濃密な観劇体験――広屋 佑規さん[44:22]
広屋さんが現在運営しているのは、完全オンラインで製作・演技・鑑賞をするオンライン劇団。コロナ禍でリアルでの演劇公演ができなくなったことを受け、昨年4月に発令された緊急事態宣言の翌日にすぐさま旗揚げ。Zoomという身近なツールを使いながら、動画配信とは違う新しい観劇体験を追求するオンライン演劇は、企業とのコラボが行われるなどすでに大きな広がりを見せています。さらにこの一年で蓄積したノウハウを広めるためオンライン専用劇場も建設。今なお進化し続けるオンライン演劇、今後の展開に期待が高まります。
◎楽屋トーク[01:01:33]
お互いの発表に感想を述べあう登壇者の皆さん。なかでも鳥居さんのアフリカ支援に注目が集まりました。ガーナの子供たちにとってのエンタメはどういうものなのか、アフリカでの生活はどれほど過酷なのかと質問が飛び交う中、「それでもやはり現地の人々から学ぶことは多い」と彼らの生き抜く力の強さをしみじみと語る鳥居さん。「教えるより教わることが多い」というスタンスには教育に携わる森本さんも深く共感していました。